感 想

2017年度

~12月(お餅つき)~

 もう年を越してしまったので、1か月前のお餅つきは去年の話になりました。旧年はお世話になりました。今年もまたよろしくお願いいたします。

 さて、餅米を杵でつぶすところからはじめて、みんなで力を合わせてついたお餅は格別です。やはり、お餅つきは力のかかる仕事なので、男性の活躍が光りました。ただ、私は下手くそなので見守る役目に徹しました。だれも「お前もつけ」とは言わないので、そろそろ『川北は調理で役に立たない奴』が定着しているよう・・・。女性の方も中々、しっかりと腰を入れて杵をおろしていたので驚きました。小さいのにとても音質の良い携帯スピーカーを男性の方が持参していただき、お餅つきの間、バックミュージックとしてクリスマスソングを流すことができました(あれ高いんやろうなあ・・・ほしいなあ・・・)

 お餅がつきあがると、ぞろぞろみんなでお餅を丸めるために移動します。机を囲んでテンヤワンヤ。手袋をはめるのに男性が苦労しており、上手くはめれた時には抱き合って喜びました。もちろん、手は服につけないように気をつけて。お餅を切り分ける人、切り分けたお餅を方々に投げる人、丸める人、回収する人、器に入れる人などなど・・・。ただお餅を丸めるだけですが、いろんな役割が生まれます。私は、“丸めてもらったり”“回収してもらったり”していました。

 お餅をみんなで堪能し、クリスマスが近いこともあってプレゼント交換をおこないました。参加した方々、いかがだったでしょうか・・・。プレゼント選びって難しいですよね。そんなこんなで、1年が終わりました。みなさんにとって2017年はどんな1年だったでしょうか。そして、2018年はどんな年になるでしょうか。これからも、限りある時間の中で、一瞬を分かち合えたらと願っています。

川北

~9月(カレー作り)~

 毎年恒例のカレー作り。今回私は、ニンジンを少し切る係でした。その後は、のんびり。将棋を指しながら、カレーの出来上がりを待ちました。しかし私が抜けた後のカレー作りは、いろいろとドラマがあったようです。焦がしながらも大胆な味付けになったカレー。丹念に手間暇をかけたカレー。その個性的な味をいただきながら、今日を振り返りました。カレーの出来について皆さんの感想もいろいろです。「なかなか」と謙遜をされる方もいれば、「自分のカレーが一番おいしい」と豪語される方もいました。『出来ること』と『出来ないこと』、その全部をまぜこぜにして作り上げられたカレーは私たちそのものでもあるなあ。そんなことを思いながら、お腹いっぱいになりました。

川北

~6月(アロマ)~

 6月の感想を書いている今は既に9月です。季節を一つ越してしまいました。さて、その6月の定例会では講師の山本先生を呼んでアロマを勉強しました。私は3回目の勉強会でしたが、毎回香りの世界に驚かされます。参加者がお互いにアロマオイルを使ったマッサージを体験しました。香りだけでなく身体の接触も人を落ち着かせ安心させるとのこと。中にはアロマオイルのベタつきが苦手な方もいらしたようですが、日ごろの疲れをリフレッシュできる良い機会となりました。

 アロマの勉強会を終え、私は参加者の男性と2人でお茶を飲んでいました。男性が『ボケ防止』にやっているというスマートフォンの脳トレで遊ばせてもらいましたが、私はちっとも課題をクリアできません。「ここはこうやんねんで」「こういうのは、こうしたほうがええで」と男性に教えてもらいながら、なんとか私も最初の課題はクリアできましたが、日ごろからやっている方には叶わないなあと脱帽しました。

 ほのぼのとゆっくり時間を過ごした6月。猛暑を乗り越えて、またこの9月の定例会も楽しみましょう。

川北

~4月(花見)~

 2016年度の後半は愛都の会に参加できておらず、感想の更新が途絶えておりました。楽しかったんだろうなあ。今年度も楽しい時間を過ごしましょうね。

 さて4月は桜を観に天王寺の『てんしば』に行ってきました。喧騒を吸い込むような花曇りの中、参加者それぞれ足の遅速を味わい「どの桜も若いなあ」と『てんしば』の桜を批評していました。私たちの目の前を幼い子どもがシャボン玉を追いかけていく長閑さに自然と笑顔がこぼれました。

 幾人かは少し足を延ばして慶沢園にもいきました。都会の喧騒を離れて心静かな場所になれる素敵な場所です。風格のある桜は池のほとりに咲いていました。車いすの参加者も行けるところまで行きましたが、庭園の一周は叶わず心残りもありました。それでも、みんなで車いすを持ち上げて段差をあがり池の周囲を一望できる東屋にみんなで一緒に腰を下ろしたときはとても気持ちの良い風が吹いていました。できることそれぞれ、できるかぎりのことを無理なく、これが人とのつながりであるなあと思います。気軽に手を貸しあえる関係の中で、愛都の会がもっと参加しやすいものになればいいですね。

川北

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